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石巻と仙台へ行ってきました [ドライブ お出掛け]

こんにちは♪(*^-^*)

新しい年がスタートしましたね。

2012年が、皆様にとって良い1年となりますように~☆
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。



さて、あの東北地方太平洋沖地震発生から、10ヶ月が経ちます。
昨年の話になりますが、宮城県の石巻市と仙台市へ行ってきました。

車中泊でお世話になった、道の駅 上品の郷 (じょうぼんのさと) 。

今回は、我が家の愛犬、リオン、レック、バニラも一緒に行きましたので、
宿泊施設等を利用せずに、車で寝泊まりを選択しました。

人間は、寝袋を広げて眠りにつき・・・

ワンコ達は、器用に隙間を見つけて、寄り添い合って丸くなったり、
狭い寝袋の中へ潜ってきては、一緒に寝たりしていました。



こちら『上品の郷』は、震災後、温泉施設の営業を早々に再開し、
被災者の方に提供していた道の駅です。

到着が遅くなってしまったので、我が家は温泉の利用はできませんでしたが、
現在は、地元の方はもちろん、立ち寄っている方たちがたくさんいました。

本日の『続きを読む』以降は、被災地の写真を多数掲載しています。

特に、津波で被災した地域は、あの日から時間が止まったままです。

そして、津波の被害は免れても、あの大きな揺れが原因で、
被害にあっている建物も、あちこちに見かけました。

被災地の、1日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。



被災地で最初に訪れたのは、石巻市雄勝(おがつ)町釜谷地区。
写真は、多くのお子さん達と教職員の方が犠牲になった大川小学校です。

周辺には、建物があったのだろうと思われる形跡は残っていますが、
津波で何もかも流されてしまっています。

正門前には、たくさんのきれいなお花と、飲み物が供えられており、
枯れているお花は1本もありません。

ご遺族の方のお気持ちを思うと、やりきれない思いでいっぱいに・・・
そっと手を合わせて、ご冥福をお祈りさせていただきました。



次に向かったのは、石巻市雄勝町下雄勝。

右奥に見えている白い建物が、雄勝公民館になります。
鉄筋コンクリート造の建物以外は、ほとんどが家の土台しか残っていません。

そして、私は最初、この写真を撮った際には気づいていなかったのですが、
近づいて行くと・・・



津波で屋上に上がってしまったバスが、現在もそのままになっていました。

屋上までの高さは、約6~7m位でしょうか?。
湾の水面からの高さは、10m以上はあるかと思います。

大津波の記録として、このまま残しておくか、撤去するかの
話し合いがされたようですが、撤去が決まったようです。

後ろに見えているのは、たくさんのがれきの山・・・



道路を挟んだ反対側の建物には、屋上にがれきがそのまま残っています。
(がれきの手前に見えるのは、コンテナでしょうか?。)

リアス式海岸は、湾の奥に入るほど津波が高くなりますが、
実際に被災地を歩くと、すさまじい破壊力だった事がよくわかります。



右奥の、白い大きな建物が、石巻市雄勝総合支所。

訪れた際は、仮庁舎へ移転して業務を行っているとの事でしたが、
移転先は、さらに海に近い場所・・・

余震による、津波の心配はないのでしょうか?。



雄勝郵便局。

こちらは、郵便局窓口とATMは休止中との事でした。



普段は、とても穏やかな雄勝湾。

太平洋は、1番奥に見えている山の、さらにはるか先です。
地図上の直線距離では、約5km。

その距離を、大津波が押し寄せてきたことになります。

この後、できれば女川町を通って石巻市内へと思っていたのですが、
時間的な事や、道路の通行止め等もあったため、やむなく断念。

もとの道を戻り、石巻市内へ。



石巻市三ツ股から、石巻工業港へ向かって撮影。

比較的新しい木造住宅は、残っているものもありましたが、
一部損壊していたり、1階部分は津波で流されていたり・・・

写真は撮れませんでしたが、石巻駅周辺にも行ってみました。

がれきはきれいに片づけられ、一見、復旧しているように感じましたが、
よく見れば、歩道は補修されておらずガタガタのままでした。
建物も、壁にヒビが入ったり、土台がずれていたりするものも。

石巻市役所も、建物に一部損壊があるまま業務が行われていました。



東松島市大曲地区。

写真ではわかりにくいのですが、陸側に向かって電柱がすべて傾いています。
信号も、いまだに消えたままで復旧していないところもありました。

次に向かったのは、仙台市若林区。

仙台東部道路から海側が、壊滅してしまった地域です。



全壊してしまった、ガソリンスタンド。

周辺の道路には、津波に流され、原形がわからないほど壊れた車が
まだ、あちらこちらに放置されたままでした。



津波で倒されてしまった、津波警戒区域を知らせる看板。

悲しい事ですが、この地区での津波被害は、
この看板で告知されている警戒区域を、はるかに超えてしまいました。



やはり写真ではわかりにくいですが、陸側(右手前)にすべて傾いてしまった
海岸沿いの木と、土台だけしか残っていない住宅。

あの日、襲ってきた津波がどれほどの威力だったのか・・・
言葉では言い表せません。



海側を背に、陸地側を見た風景。

はるか彼方まで、色のない空間が広がるばかり・・・
あの大震災の瞬間までは、それぞれのご家庭の生活が存在していたはずなのに。



我が家の田舎は、福島県の猪苗代と西会津です。

小さい頃から慣れ親しんでいる福島県が、地震の被害だけでも大変な状態の中、
原発事故にも苦しめられている現実に、とても心が痛みます。


写真:周辺の地域はいまだ復旧しない中、営業を再開している仙台空港。

被災地へ出向いてボランティア活動をする事は、現在の我が家には難しい状況ですが、
すべての被災地が復旧・復興するまで、私にできることでのご支援をと思っています。

近いうちに、必ず時間を見つけて、また東北へ出向きたいです。

ご支援の仕方は、義援金やボランティア活動だけではありません。
皆様も、機会がありましたら、ぜひ東北へお出掛けください。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

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リオン&レック

メグちゃんさん、tomoさん、アンクル・リレックさん、
nice! をくださり、ありがとうございました♪
by リオン&レック (2012-01-21 15:26) 

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