地震被災地での動物救援活動について

このたびの、東北地方太平洋沖地震、長野県北部での地震、および、
静岡県東部での地震にて被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

皆様のご無事と、1日も早い復興をお祈り申し上げます。


（写真：チワワMIX♂ティム。里親様募集中です。）

東北地方太平洋沖地震の被災地では、人命救助を最優先に、
ご連絡が取れない方の安否確認、被害にあわれた方の安全確保、
被害状況の確認等が、連日行われていますが・・・

被災した動物たちについても、緊急災害時動物救援本部が救援活動を開始しています。
事務局： 財団法人 日本動物愛護協会

★緊急災害時動物救援本部の構成団体
　・財団法人 日本動物愛護協会
　・社団法人 日本動物福祉協会
　・公益社団法人 日本愛玩動物協会
　・社団法人 日本獣医師会

★緊急災害時動物救援本部の主な活動内容
　1.　被災動物の救護等のための人材派遣・物資提供・資金供与
　2.　救護活動を円滑に実施するため、政府・都道府県等の関係行政機関との連携
　3.　緊急災害発生時の効率的な救護活動のための予防措置

現在は、まだ一般のボランティアは被災地に入れませんので、
救援活動がすぐに開始できるよう、準備を進めているところのようです。

動物ボランティアの募集も始まっています。
★動物救援活動について： （公社）日本愛玩動物協会 （3/18現在）

★緊急災害時動物救援本部とは？
1995年の兵庫県南部地震で、多くの被災者の方が飼養動物と避難をした際、
たくさんの一般の方、動物愛護団体が協力し、動物救援活動を行いました。
その中で、当時総理府の所管だった財団・社団法人が中心となり作った組織が、
『兵庫県南部地震動物救援本部』です。

この時の活動をきっかけに、1996年に大規模災害発生時に備えた組織、
『緊急災害時動物救援本部』が設立されました。
その後、各地で発生した災害でも、行政、獣医師会、地域の動物愛護団体と
協力しあい、救援活動を行ってきています。


（写真：右から2番目、チワワ♀ベルは里親様が決まり、現在トライアル中です。応援ありがとうございました。）

私も、何らかの形で救援活動に参加したいと考えてはいますが、
いまだ東京でも余震が続いており、まずは我が家の子たちや預かりっ子たちが、
安心して過ごせるようにしてあげる事を、最優先にしなくてはなりません。

今すぐに、被災地で活動をするのは難しい・・・

そこで、皆様にお願いです。

被災した動物たちの、一時預かりなどのボランティアが可能な方がいらっしゃいましたら、
ぜひ、お力をお貸しいただけたらと思います。

その他にも、動物たちや支援物資の搬送、さらに設置はまだ未定ですが、
動物シェルターでの動物たちの世話等があるかもしれません。

人間の命が大切なのはもちろんですが、動物たちの命も同様です。
小さな身体で震えている子たちへも、手を差し伸べていただけませんでしょうか。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

そして、本日の～続きを読む～は、3/11地震時の我が家の備忘録と、
預かりっ子たちについて・・・



2011年3月11日(金)　午後2時46分頃。
東北地方太平洋沖地震発生。マグニチュード9.0。最大震度7。

私は、母、愛犬たち3頭、預かりっ子たち3頭と一緒に自宅にいました。

パソコンに向かって作業をしていた時、緊急地震速報アラームが鳴ったので確認すると、
自宅付近の揺れの予想は、震度1との表示。（携帯電話宛の速報は入らず）

アラーム後すぐに、ガタガタと小刻みに家が揺れはじめたかと思うと、
あっという間に大きな揺れが襲ってきました。

テレビはかろうじて落ちなかったものの、棚上の不安定な物は次々に落ち、
揺れがおさまった時には、いろいろな物が床に散乱していました。
家具はすべて固定していたため、まったく倒れなかったのは幸いでした。

東京の我が家地域の震度は、5弱。　・・・・・　あの揺れで、5弱？。



最初の揺れがおさまった後、私と同じ部屋にいた我が家の子たちは、
ビックリした顔で固まったまま、3頭で寄り添い合っていました。

怪我がないのを確認後、次に預かりっ子たちがいる階上の部屋へ走りました。

同じ階にいたティム、上の階にいたライチ、あんずはサークルに入っていたので、
どの子も怪我はありませんでした。
水入れの水が、全部こぼれてしまう程の揺れだったにもかかわらず、
今のところ怯えている様子もなし。良かった！。

母とは、地震の最中から声を掛け合っていたので、無事は確認済み。

パパに携帯電話をかけながら、次に階下の義父母の部屋へ走りました。

義父は在宅しており、特に慌てた様子も、怪我もなし。室内も大丈夫。
義母は外出中。（その後、歩いて無事に帰ってきました。）

かけ続けているパパへの携帯電話は、回線が切れたのかまったく通じず。
メールを送り続けること数十回、ようやく送信完了。

・・・すぐに届くかしら？。

ちなみに、今回の地震では、我が家は停電にならなかったので、
どちらかというと、携帯電話よりも固定電話の方が通じやすかったです。
停電になった場合は、我が家の固定電話は電源が必要なため使えません。

携帯メールは、すぐに使えなくなり、運よく接続できても状態が不安定ですぐに切断。
通常の状態に戻ったのは、翌日の午後以降でした。



話を戻して・・・

安全を確認している間にも、ひっきりなしに大きな余震が続き、
ただ事ではない雰囲気に、我慢していたレックが、とうとうパニックを起こしました。
目を、落ちてしまいそうな位に見開き、耳を、緊張してピンと立たせ、
呼吸が、真夏でもこんなにハァハァしないという位に荒くなり、とても苦しそうに・・

万一、避難が必要になった場合を考え、取り急ぎの荷物をまとめていたのですが、
うちの子たち3頭を呼び寄せて、しっかりと腕の中に抱きしめました。

『大丈夫だよ。みんな一緒だから怖くないよ。落ち着いてね。』

みんなの温もりが伝わり合った頃、ようやくレックの荒い呼吸と震えはおさまりましたが、
その後、ストレスからか体調を崩してしまいました。（嘔吐、下痢、血便等。）
現在、体調は戻りましたが、もともと苦手だった地震がさらに苦手になり、
ほんの少しの揺れでも、毎回怯えてブルブル震えています。

皆様のおうちの小さなご家族は、大丈夫ですか？。



東北地方太平洋沖地震から、1週間が経ちました。

各地での大きな地震、数えきれないほどの余震が本日も続いており、
皆様、とても不安な毎日をお過ごしかと思います。

我が家も、同じです。

そして、あちこちで見られている品切れ状態、電力不足を補うための停電・・・

スーパーやコンビニ等の店舗の棚に、何も商品が並んでいない。
ガソリンを入れるために出来ている、道路の大渋滞。
停電は、確かにギリギリまで情報が確定せず不便ではありますが、
被災された方の事を思えば協力できます。

いつも通りに過ごせる穏やかな毎日は、とても幸せな事なのですね。



我が家で、優しい里親様とのご縁を待っている預かりっ子たち、
チワワMIX♂ティム、チワワ♀あんず、チワワ♂ライチにも、
本当の家族と過ごす穏やかで幸せな毎日が、1日でも早く訪れるよう願っています。

プロフィール等の詳細については、カテゴリー『ティムくん預かり日記』、
『ライチ＆あんず預かり日記』よりご覧ください。

里親様ご希望の方は、譲渡に関してのお願いを必ずよくお読みいただいた後に、
里親希望アンケートフォームよりお申し込みください。

どうぞ、よろしくお願いいたします～☆


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タグ：ペット 犬 チワワ 里親募集 動物救援活動 地震

コメント 1

あんぱんち～さん、tomoさん、アンクル･リレックさん、
nice! をくださり、ありがとうございました♪(^^*)
by リオン＆レック (2011-03-29 10:58)