東日本大震災の被災地へ行きました～岩手県編～

こんにちは♪(*＾-＾*)

本日は、まずはじめにご報告です。

我が家の預かりっ子、チワワ♀かえでのトライアルが決まりました。
かえでちゃん、おめでとう

本当の幸せさんを掴むまであと少し、応援よろしくお願いいたします。



さて。

先々週、10/5～10/6の2日間にて、東日本大震災の被災地へ行ってきました。

本当は、2泊3日で行く計画だったのですが、仕事の都合がつかず、
やむを得ず、1泊2日に変更。

それでも、何とか予定していた被災地へはすべて行きたいということで、
被災地以外の移動は、夜間～深夜の強行軍となりました。

若い頃は、徹夜で車を運転していても平気だったのに、今回は疲れました。
やっぱり歳には敵わないのかしら？(￣ー￣；)

話を戻します・・・



東北自動車道・一関ICを出て、今泉街道を通り、陸前高田へ向かいます。

JR大船渡線の陸前矢作駅を過ぎたあたりから、津波の被害が目に入ってきます。
地図上の計算ですが、海～気仙川沿い6kmほどの地域まで浸水がありました。

上記の写真は、陸前高田駅を踏切のあった場所から撮ったものです。



そして、同じ場所から反対方面を撮ったものが、こちら。

陸前高田駅前は、ロータリーの跡がありますので、
ここが駅だったとわかるのですが、それ以外は現在も何もありません。

鉄道が復旧していない地域は、大船渡線BRT＝バス高速輸送システムが、
JR大船渡線の線路跡地と、一般道を併用して走っています。



JR大船渡線に限らず、被災地では橋脚部分のみが残っていたり、
高架橋の一部が崩れてしまったままのところも多いのですが。

津波被害のあった地域は、どのように復旧・復興するか決まっていない
ところもありますので、すべてが手つかずというわけではないと思います。

車での移動は、国道、県道含めて、ほぼ走れる状態になっていますが、
関係者以外通行禁止の道路や、道路が地図と変わっているところもあります。

もし、被災地へ車で行かれる際は、通常の地図やカーナビ以外に、
復興支援地図などの、被災地専用地図があるとわかりやすいです。



次に向かったのは、道の駅『高田松原』。
陸前高田駅より海寄りの、国道45号線沿いに建っています。

一見、建物は無事だったように見えますが、
壁が剥がれていたり、配線がむき出しになっていたり。

屋内は、津波の被害を受けたままの状態になっています。

奇跡の一本松がある、高田松原公園が展望台から一望できる立地で、
きっと震災前は、素敵な場所だったのだろうと思います。



道の駅、建物内部の様子は、こちら。
内部だけでなく、建物の基礎の一部も津波で流されています。

駐車場には、周辺の工事関係者？の方の車がたくさん停まっていましたが、
人影は見えず、どちらで作業をされているのでしょうか？。

もし大きな余震があったら、再び津波が来る可能性が考えられますが、
このあたりには逃げる場所がなく、何だか心配に・・・

なお、同駐車場には追悼施設があり、陸前高田の震災前の写真と、
震災後の写真を拝見することができます。



約7万本の植林がされていた、高田松原。

奇跡の一本松は、遠くからでもすぐに見つけることができます。

残念ながら、我が家は立ち寄ることができませんでしたが、
見学専用の駐車場と、歩行者用通路が整備されていますので、
ゆっくりご覧になりたい場合は、路上駐車はせずに、そちらをご利用くださいね。

なお、11/30までは、大船渡線BRTの臨時駅「奇跡の一本松」駅があるようです。



次に向かったのは、大船渡です。

上記の写真は、現在のJR大船渡駅。
線路跡地をバス専用道に変更し、こちらも大船渡線BRTが走っています。

大船渡港から盛川沿いに、盛駅近くまで約2kmが津波で浸水。

道路は、陸前高田と同じく、国道・県道共に、ほぼ走れる状態になっていますが、
大船渡線BRT専用道に、間違って進入しないようご注意ください。

地元の方は、大船渡線が走っていたところ＝BRT専用道ですので、
理解しやすいと思うのですが、はじめて通る者にとっては、
信号や、踏切がない交差点もあり、標識を見慣れるまでは一瞬迷います。



大船渡では、あまり写真が撮れなかったのですが、
他の被災地と同様、現在もそのままの津波被害があちこちに見られました。

大船渡市全体の当時の被災状況は、大船渡市のウェブサイトにて
写真と一緒に公開されています。

もし、東京で首都直下地震等が発生したら？
今できること・・・　を考えておかなければいけないと、あらためて思いました。

陸前高田、大船渡、そして岩手県全体の、1日も早い復興を願っています。



今回、予定していた被災地は、大船渡が最北。

時間短縮のため、三陸自動車道を使って、いったん陸前高田へ戻り、
その後、国道45号線沿いにひたすら走って、宮城県へ。

国道45号線＝太平洋を眺めながら＝津波被害があった地域の移動になります。
頭上には、上記写真の標識を何度も見ることに。

被災地域を通過するたびに、『ここから』と、『ここまで』の表示が変わるのですが、
津波被害の有無がはっきりとわかり、本当に驚きました。


お話は、次回 ～宮城県編～ へ続きます。



　

タグ：ペット 犬 チワワ 東日本大震災

コメント 1

紅子さん
nice!をくださり、ありがとうございます♪(^^*)
by リオン＆レック (2013-12-17 14:19)